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野球知識2012年5月〜

題名2012/7/12 『監督論@(信頼されること)』

監督論@(信頼されること)

 

今日は、監督とコーチの役割について簡単にお話ししていきます。 野球において、監督やまとめ役の人の存在はとても重要です。(もちろん他のスポーツも一緒です)

 

どうしたら、「名監督になれるのか「良い監督と呼ばれるのか」「チームを勝たせることができるのか」「選手を成長させることができるのか」

ということを考えていきましょう。

 

テーマ「監督は、信頼されることでスタート地点に立てる」

 

〇信頼を勝ち取るには、技術か人間性

 ・野球の技術や知識があるか。選手を圧倒できれば信頼される。
 ・人間性を生かして、信頼を勝ち取る
 ・信頼=尊敬という構図も成り立つ

 

〇最低限の野球の知識と技術は持っておこう

 ・野球のルールや、一般論は知っておく
 ・サイン、采配を振るえる
 ・ノックを打てる、

 

〇選手は監督の人間性を読み取るのがうまい

 ・挨拶は監督自らする
 ・選手を知って、好きになる
 ・説明には必ず「なぜ」をいれること

 

 

※※※詳しい説明※※※

 

ポイントは大きく3つです。

 @まずは信頼される監督を目指せ。
 A選手を成長させることが勝利への近道
 Bアメと鞭を上手に使い分けろ

 

一般的にも言われていることですので、わかりやすいと思います。
何がともあれ、信頼されなくては始まりません。

 

信頼と言葉で書くのは簡単ですが、実際はとても難しいものです。
信頼を勝ち取るためには2つの方法が考えられます。

 1、野球の技術や知識で、選手を圧倒する

   これは、監督を野球人として尊敬してもらうという事です。

 2、人間性を生かして、信頼を得る

   監督の人間性を尊敬してもらうという事です。
もちろん両方できればより信頼は増しますし、尊敬してくれる選手も増えるでしょう。
しかし欲張らないで、少しづつ行きましょう。

 

 1、に関しては最低限のラインを越えていれば良いとします。

   ・ルールを理解できている(細かいルールも含め)
   ・ノックを打つことができる
   ・サインを出すことができる
   ・野球の経験がいちおうある
   ・一通りの知識は持っている
   このくらいでしょうか。以外にハードルは高いと思いますが、ぜひともこのラインは越えてください。

 

 2、が重要になってきます。

やはり信頼を得るために人間性の部分は欠かせません。
そして、一番のポイントは、選手を好きになることです。

 人間は「自分を好きになってくれた人には好意的に接する」と言われています。  監督が選手のことを知って、理解して、好きになる。

それだけで信頼されるようになります。

具体的には、「挨拶を監督自ら先にする」ことを始めてみませんか。

できれば、「おはよう」だけではなく、「もう一言」何か付け加えてほしいです。

 

 

そしてもう一つ重要なこと。

説明に「なぜ」を入れることです。

例えば、次の練習メニューをノックにしたとしましょう。
その時に
@「次はノック、試合も近いんだからきちんと練習に取り組むように」というのと、
A「次はノック、今週末の試合では、守備を意識したいと思っている。理由は前回の試合でエラー絡みの失点で負けてしまったからだ。ノックでは確実にボールを掴むことが第一、一連の流れを作ることが第二の意識で取組むように」

 

A番の方が、何をしたら良いか、どうしたらよいのかが明確ですよね。

それをする理由、目的をきちんと伝えられる監督を目指してください。

 

監督論は今後もお話ししていきたいと思っています。
更新頻度は多くありませんが楽しみにしていてください。

 

 

 

題名2012/6/21 『守備の上達には守破離が欠かせない』

守備の上達には守破離が欠かせない

 

今夏は守備について考えていきます。

特に「どうしたら守備力(守備範囲が広がるか、球際に強くなるか、判断力が良くなるかなど) が上達するかに絞って考えていきます。

 

試合の半分は守備です。

守備の上達は野球の上達に直結することだと思いますので、参考にして下さい。

 

テーマ「守備の上達方法を考える」

 

〇守備の本などを購入して、もう一度基本に戻り、練習をする

 ・守備の基本と言われている、「三角形を作ること」「ステップ」「バウンドの合わせ方」などを復習する
 ・基本の動きと、現在の自分の動きの違いを確かめながら練習する
 ・ビデオで撮影しながら守備練習を行うとさらに効果的

 

〇遊び感覚で、様々な捕球方法、送球方法、守備位置を試してみる

 ・逆シングル、打球の最短で捕球、より前で捕球など、様々な捕球体勢を試してみる。
 ・ノーステップスロー、ジャンピングスロー、回転スローなどの送球も試してみる。
 ・打球に対する対応方法のパターンを増やすことで余裕が生まれる

 

〇きれいで、正確な処理ができる守備の方法を自分なりに探す

 ・より確実に捕球、正確に送球できる方法を見つける
 ・苦手な打球、得意な打球を知り、対処方法を考える
 ・効率的にするにはどうすればいいかと常に考えながら、反復練習する。

 

 

※※※詳しい説明※※※

 

上記はまさしく「守破離」の考え方です。

 

まずは「守」です。

経験者であっても、未経験者であっても、基本に戻るという事は大切です。
もう一度、基本に戻りましょう。
その際の注意点ですが、経験者の方などはすでにご自身の価値観や方法というものを確立されているので、

「野球の参考書を購入する」「コーチにアドバイスをもらう」など他人の目をいれてみましょう。

 

基本に忠実に守備をすることは、新しい発見をするためでもありますので、
めんどくさがらずに行ってみてください。

 

ビデオなどに自身のフィールディングのシーンを撮影し、見直してみると、

想像していた姿と異なる場合もあります。

 

野球写真素材空に浮かぶボール

(読売ジャイアンツオフィシャルウェブサイトより引用させていただいております)

 

それができたら、「破」の部分。基本を壊す作業に入ってみましょう。

具体的には、

 捕球体勢を、逆シングルキャッチ、より前でキャッチ、グラブを立ててキャッチ、  送球体制を、ノーステップスロー、ランニングスロー、ジャンピングスロー、回転スロー など、様々な方法を試してみてください。

中には、基本の捕球方法よりも捕りやすい、基本の投げ方よりも威力がつく。
なんてこともありえます。

 

 

 

最後に、「離」の部分。 自分なりの結論を出すことを一つの目標にしてみましょう。

例えば、ショートやセカンドを守っている場合、右手方向の打球を無理に正面で捕ろうとするよりも
逆シングルで捕った方が投げやすい場合もあります。

 

結論を出すことが難しければ、

「苦手な打球」「得意な打球」を考えてみてください。

そして、それぞれになんで苦手なのか、なんで得意なのかと考え、結論を出してみることです。

 

上達方法は、やはり自分の今の実力を知り、改善上昇させるにはどうしたらいいか考えながら 体を動かしてみることです。

 

 

打球を捕ることだけが守備ではない

>>>打球を捕ることだけが守備ではない
守備の基本から、応用までしっかりと内容が書かれています。守破離を実行する参考になりそうです。

題名2012/6/14 『バッティングはタイミングがやっぱり重要!!』

バッティングはタイミングがやっぱり重要!!

 


>>>セ・リーグ記録の川又選手も現役時代に実践!
「栗嶋流!2週間で最強バッターになるシークレットマニュアル」

 

今回は、バッティングにとって重要な「タイミング」について考えてみます。

フォーム、筋力、ミートポイント…、大切なポイントは沢山あると思いますが、

私個人的に重要だと思っていることは、タイミングです。

 

初心者の人でもタイミングさえ合えばヒットを打つことができます。
非常に難しい話ではありますが、かみ砕いていますのでぜひ。

 

テーマ「タイミングを合わせるには、」

 

〇タイミングは軸足で調整する

 ・軸足(右打者なら右足)のひざでタイミングを調整する
 ・膝が外(キャッチャー方向)を向いていたら力が逃げている証拠
 ・軸足を倒す(前方方向へ)スピードでタイミングを変える

 

〇どれだけ引きつけられるかとは、どれだけ溜められるか

 ・溜めて溜めて溜めて、振るイメージを持つ
 ・腰でバットを振るイメージを持つ
 ・バットを持っている手は、腰の振りによってつられて初めて動き出す

 

〇シンクロ打法を試してみる

 ・シンクロ打法を実践してみる(投手の踏み出し足が地面に着く瞬間に足をあげる)
 ・投げられた球に合すと、合わせたバッティングになり、ヒットになりにくい
 ・力一杯振るよりもタイミングを合わせることが先決

 

 

※※※詳しい説明※※※

 

タイミングの通り方は様々な方法が提唱されていますが、
これだというものはまだ見つかっていないようです。

 

そこで基本的に押さえておいてほしいことを2点述べます。

@タイミングは軸足で取る

タイミングは全員で取るのではないかと思われた方、正解です。
ここでの軸足で取るという意味は、軸足の特にひざ周辺が中心となって、タイミングを取るという意味です。
(右打者なら)右ひざの使い方は非常に重要です。

 

まず、バットを振るとき(正確には、体重移動が行われ始めた時)にひざがキャッチャー方向を向いていないかたしかめてください。
向いてしまっていたら力が伝わっていない可能性があります。

 

力が伝わっていないとタイミングもとりにくくなりますので、

しっかりと、ピッチャー方向か真正面を向いている状態にしましょう。

 

そして、タイミングはその軸足の倒れる角度やスピードで調整します。
シンクロ打法(投手の踏み出し足が地面につく瞬間に打者は足をあげてタイミングを取る)方法などもあります。さらには、変化球にも直球にも対応できなくてはいけません。そこで軸足の倒れ方で調整が必要になってきます。

タイミングは軸足のひざで取るんだという事をしっかりと頭に入れて、バッティング練習をしてみてください。

 

A溜めてボールを見る時間を長くする

もう一つ重要なポイントがあります。
それは、どれだけ溜めていられるかです。どうしても人間あてに行こうとすると、ボールを迎えにいったり、
ボールとバットの距離を短くしようとします。
 
良い例がバントです。
バントはほぼボールにあてることができますよね?
それは、バットを動かす距離が極端に短いからです。
しかし、バントで内野の頭を超える打球は打てませんよね?

 

そこで、溜めるという動作が必要になります。 要はTOP(頂点)の体勢のまま、ボールがくるのを待つ時間をどれだけ長くもてるかです。

言葉で言うのは簡単ですが、実際にはとても難しいことですので、まずは意識をすることから始めましょう。

 

サードゴロ、ピッチャーゴロが多い選手(右打者)は当てにいっている可能性があります。

 

 

(クーニンスポーツ様よりお借りして引用掲載させていただきました。)
巨人の長野選手です。右ひざの角度でタイミングを取っているのがわかりますか?

 

 


>>>セ・リーグ記録の川又選手も現役時代に実践!「栗嶋流!2週間で最強バッターになるシークレットマニュアル」

題名:2012/5/11 『肩が痛い・肘が痛いにもう悩まされない』

肩が痛い・肘が痛いにもう悩まされない

 

今回は、野球選手にとって選手生命を脅かすと言っても過言ではない「肩の痛み」「肘の痛み」です。
肩や肘の痛みは主に投球動作によって生じる障害です。
野球選手にとっては身近で怖い問題ですからぜひ押さえておいてください。

 

テーマ「野球肘・野球肩になってしまった場合のこれから」

 

〇トレーニングをする

 ・チューブトレーニングを取り入れて、投球に必要な筋肉を鍛える
 ・インナーマッスルを鍛える
 ・ストレッチで筋肉を柔らかく保つ

 

〇投球フォームを改善する

 ・バランスの良いフォームに変える
 ・肩肘に負担がかかっていないかフォームチェック
 ・手投げになっていないかを確認する

 

〇意識を変える

 ・アップは入念におこなって、肩を温める
 ・ダウンをきちんと行う、ストレッチもする 
 ・痛みがあるときは無理はしない

 

 

※※※詳しい説明※※※

 

大きく分けると、「筋肉・筋力の強化」「投げ方の見直し」「意識改革」の3つです。
この中でも負担がかからずに効果が高いのは、筋肉の強化です。

 

草野球をしている人は高校の頃はこんなに投げれていたという感覚で今も送球されているケースを多々見ます。
実際は投げる筋肉というのは弱くなっているはずなのです。
そこに負担をかけるわけですから、痛みが生じてもおかしくありません。

 

おススメはチューブトレーニングです。
特にインナーマッスルを重点において鍛えてください。
1か月もあれば送球が見違えてくるでしょう。

 

gomu.jpg

 

もちろん並行して投球フォームの見直しも行ってほしいと思います。
現在は様々な本が出ていたり、DVDや動画で学ぶこともできます。
ぜひ何かを参考にしながら取り組んでみてください。

 

 

最後に、アップ・ダウンは入念に欠かさず行っていますか。
ストレッチはしていますか。
体を大切にするという意識ももってっみませんか。

 

>>>ストレッチについて

 

題名:2012/05/06 『ボールの軌道と同じ振り方をする』

ボールの軌道と同じ振り方をする

 

今週は、バッティングについて考えてみようと思います!!
バッティングにも様々なコツや方法があります。一概にこれが正しいといえないのが野球の奥深さでもあるのですから、我々野球ファンとしてはそこを楽しむというのも一つの手だと思います。

 

今日のテーマは「レベルスイング」です。

 

〇ダウンスイングが日本では通説になっている

 ・王貞治さんが当時レベルスイングをしていたことが広がった原因の一つと考えられる。
 ・ダウンスイングは決して正しい振り方ではない。むしろ理にかなっていない振り方。
 ・ダウンスイングだと、ボールに対して点でしか当てることができない。

 

〇レベルスイングにするメリット

 ・レベルスイング=ボールの軌道と合わせた振り方をするということ
 ・軌道によってはアッパースイングにもなりえることを頭に入れておく
 ・レベルスイングだと、ボールとバットが接することができるポイントが長い(多い)

 

〇面で当てることを意識する

 ・点ではなく、面でとらえることを意識する。面とはバットの面のこと
 ・面をどれだけピッチャーに対して向けていられるか
 ・テニスラケットのイメージを持つとわかりやすい

 

 

※※※詳しい解説※※※

 

昔はダウンスイングをしろ!!とうるさく言われたものですが、現在ではレベルスイング、場合によってはアッパースイングでバットを振るということが理にかなっているということが言われています。
日本プロ野球を代表するヤクルトの青木宣親選手、元巨人の桑田真澄選手、メジャーイチロー選手なども口をそろえて語っています。

 

レベルスイングとはどういうことかというと、結局のところピッチャーが投げているボールに対し平行に振ることを意味します。

 

野球素材バットの軌道

 

上記のような角度(赤線)で振ることにより、ボールとバットの接点を増やそうといういう考えなのです。
詳しくはまた次回説明しますが、まずはダウンスイングが正しいという考えは捨ててください。もちろんダウンスイングはダメなんだと思う必要はありませんが、それよりもレベルスイングのほうが打率が上がったり、打てるようになるかもしれないということです。

 

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